早春の伊豆の定番となってきた河津桜のおまつり。河津町では「河津桜まつり」、南伊豆町では「みなみの桜と菜の花まつり」というネーミングで 2/5 ~ 3/10 まで開催しています。今年は遅咲きで、今週辺りからやっと見頃を迎えました。会場となる河津町・南伊豆町では、桜まつり期間中は、たくさんの観光客のみなさんで賑わっています。 今回はそんな「桜」祭りの、ライトアップイベントに注目してご案内します。
河津桜とは?
河津桜は、早咲きの大島桜と緋寒桜(ひかんざくら)の自然交配種と推定されています。桜と言えば「ソメイヨシノ」が有名ですが、ソメイヨシノに比べるとピンク色が強くて少し派手な印象の花です。
- 河津町にある河津桜の原木
早咲きで、約1ヶ月もの間花を咲かせるという特徴があり、長い間目を楽しませてくれる桜です。この河津桜の原木がまだ河津町には残っています。伊豆急線の河津駅から天城山(北)へ向かって約 1.2kmの地点、飯田さんという個人のお宅の庭に、その原木は立っています。樹齢は約 60年、高さは約10m。この原木は庭から大きく枝を広げているので、道から見学するだけでも見応えがある立派な桜です。
河津町の夜桜ライトアップ
今年で 23回目を迎える「河津桜まつり」。穏やかな流れの河津川沿い、約 3kmに渡って桜並木が続きます。河津川沿いは、お花見ウォーキングコースとして整備されているので、普段から散歩をする人が多い並木道です。
- 河津川沿いは、お花見ウォーキングコースとして整備されています
途中、黄色い花が鮮やかな「菜の花ロード」や、3つの足湯「河津三郎の足湯処」、「桜の足湯処」、「豊泉の足湯処」、「峰温泉大噴泉公園」なども整備されているので、お時間がある方は並木通りを往復するのもオススメです。 またお祭り開催中は桜並木と並列して、いろいろな露店が並びます。後でご紹介しますが、夜には河津桜のライトアップもしていて、昼間とは違った印象の桜を楽しむことが出来ますよ!公式マップなどは公式サイトからプリントアウトしていただくか、会場にて配布していますので、ご来場当日お受けとりください。
- 桜まつり会場へお車でご来場の方は、専用駐車場をご利用下さい(有料:500~/1日)
- 詳細は河津桜まつり公式サイトへ:河津桜まつり
南伊豆町の夜桜ライトアップ
- 南伊豆町の夜桜ライトアップ
下田から車で約10分。河津桜まつりよりのんびりとした雰囲気の南伊豆の桜まつりは、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」を中心に広域で行われています。 ゆったりと流れる青野川沿いに河津桜と菜の花が咲き誇り、美しい景色を創っています。露店などは道の駅に集結していますので、ご利用の際はそちらにお立寄り下さい。公式マップなどは公式サイトからプリントアウトしていただくか、会場にて配布していますので、ご来場当日お受けとりください。
- 詳細は公式ホームページへ:南伊豆観光協会
注目のイベント「夜桜流れ星」
今回は、特別注目したいのが南伊豆の夜桜のライトアップです。昨年に続いて第2回目となる「夜桜☆流れ星」というイベントが開催期間中の7日間だけ行われるからです。 写真でもわかるように、川に星のような光の球を流し、夜桜のライトアップと共に楽しむイベントです。その数4000個。5日間は毎日流されます。 この光の球をどこかで見たことはないでしょうか?そう、昨年の東京・隅田川で行われた東京ホタルと同じものなんです。隅田川が光の球で埋め尽くされた様子は綺麗でしたね。多くの見学者が集まりました。そんなイベントが南伊豆で夜桜とコラボレーション。この機会を見逃さずに。 夜桜☆流れ星の詳細ページはこちら
詳細
- 日時:3/3~9 18:00~20:00
- 場所:南伊豆町青野川来の宮橋~九条橋
今年の新企画!「夜桜☆流れ星」と「下田がんバルさくらバル」のお得なコラボレーション!
こちらも第2回目となるバル企画。5枚つづりのチケット(前売り3,500円、当日4,000円)を使って下田中の飲食店をはじめ宿泊施設、観光施設をお得に楽しもうという好評のイベントです。
今年は南伊豆の夜桜☆流れ星ともコラボし、キラキラと美しい流れ星放流券を購入のお客様にはバルチケット(700円相当)が1枚プレゼントされます!
また下田と南伊豆を繋ぐバル専用バスも運行されます。
下田がんバルさくらバルの詳細ページはこちら。