鍋田浜でカフェ ピザハウスあんぐる

2011年 9月 8日

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鍋田浜でカフェ ピザハウスあんぐる

下田で一番ビーチに近いカフェ

切り通しを越えて坂を下れば 鍋田の海岸

切り通しを越えて坂を下れば 鍋田の海岸

嬉しい季節がやってきました!

きっと町中で「秋だね~」と嬉しそうに連呼している人が沢山です。なぜなら、暑くて忙しい下田の夏をなんとかのりきり、過ごし易くてやっとホッとできる、夏と秋の入り混じった大好きな季節だからです。僕はこの季節が大好きです。そしてこの季節に付随することもやっぱり好きです。親戚から送られてくる梨の味。キンモクセイの匂い。小さな頃はもう少しで誕生日ということも大きな理由でした。

下田の人間でこの時期が一番好きな人はきっと多いはずです。

忙しい夏にはあまり行けなかった海に行って近くのお店で食事をしたりお茶を飲んだり、とにかくゆったりしたい。我慢していた楽しみを少しでも取り返したい・・・。そんな気持ちになるのは僕だけではないはず。

このサイト、伊豆下田100景の中で取りあげている飲食店の中で、一番ビーチに近いカフェといったら、鍋田浜にある「ピザハウス あんぐる」さんです。

下田のプライベートビーチ 鍋田浜

透明度の高い鍋田浜

透明度の高い鍋田浜

鍋田浜というのは下田市街からも一番近いこぢんまりとした砂浜です。入り江になっているために波がほとんどなく、浜の周りの磯には海の生物が豊富で、昔から地元の子供たちの夏の遊び場でもあります。僕もここで海での泳ぎ方や、ボートの漕ぎ方(レンタルボートがありました)、貝の捕り方(本当はNG・・)、防波堤からの飛び込み方(これもたぶんNG・・)など、その頃(小学生)男として必要だと思っていたことはココで学びました。白浜や吉佐美の大浜などのようにサーフィンができたり、別荘族の外国人が本を読みながら、優雅に日光浴をしていたりするわけではない決してファッショナブルなビーチではありません。ビキニ姿の女性だってここにはなかなかいません。でも小さな子供がいる家族には目の届きやすい安全な海です。

少し懐かしいカフェ ピザハウスあんぐる

懐かしさ漂う店内

懐かしさ漂う店内

そんな鍋田浜から歩いて5分のところに昔から「ピザハウス あんぐる」があります。このお店、道の角に立地しているから「あんぐる=angle」だと思っていたのですが、店主に話を伺ってみると、東京の八重洲にあるアングルというお店の兄弟店ということで、25年前に鍋田にお店を開かれたそうです。

定番の味 ガーリックチキン 1,260円

ガーリックチキン 1,260円

ガーリックチキン 1,260円

この「あんぐる」さん軽い感じのカフェというよりも、しっかりと食事ができて、デザートと美味しい珈琲も楽しめるお店です。僕も小さな頃からこのお店でボリュームのある骨付きのチキンソテーを食べるのが楽しみでした。少し焦げたニンニクの香りが香ばしくて思わずかぶり付きたくなります。

あんぐるではピザにパスタ、ハンバーグにハワイ風のロコモコにガーリックシュリンプ・・・と洋食メニューが豊富です。その中でもあんぐるのピザはどこか懐かしい昔風のピザです。ピザは生地から手作りです。ピザのチーズは店主のこだわりで、モッツァレッラは使わずにゴーダチーズだけで焼き上げます。お腹にたまるどっしりとした味わいです。

あんことゴーダチーズが!?

小倉ピザ 1,050円

小倉ピザ 1,050円

そして今回頂いたなかで面白いのがピザ生地の上に「あんこ」とゴーダチーズ、その上に駄目押しに切り餅をのせたピザです。店主は「美味しいよ」と言うのですが僕はいくらそう言われても「これは・・・・」とかなり引き気味でした(名古屋なら受けるかもしれないけど・・)。

話の流れからして答えは出ているようなものですが、その味は・・・店主の言う通りでした・・・悔しいけど、美味い!!店主がこのメニューを考えた理由と言うのが、あんことチーズが合うものだからピザに良いのでは?とサラッと言うのですが、あんことチーズが合うというのは日本人の共通認識!?でしたか?僕は知りませんでした(でもそう言われてみれば、和菓子屋でこの組み合わせを見たことがあるような)。でも食べてみて知りました。あんことゴーダチーズ当たり前のようにばっちり合います!そして餅とチーズも合う(これは知っていましたよ)。

幽体離脱のススメ

鍋田浜の風景

鍋田浜の風景

ここのところ少し涼しくなりましたが、まだまだ海で泳げますよ。

海の水温は真夏より今頃の方が温かいくらいです。

僕が好きなのはこのくらいの時期に鍋田浜にプカプカと浮かびながらボ~~ッと空を眺めることです。難しいことは何も考えません。ただ浮いているだけです。浮かび続けるのに少しコツがいりますが、慣れれば簡単です。「空を眺める」・・言葉にするとロマンチックですが、現実はロマンチックどころか少し間が抜けています。他の海では波が強くて大変だし、だいいちサーファーに嫌われます。穏やかな鍋田浜ならではです。

浮いていると自分の息遣いだけが耳に届きます。そのうちにまるで自分の体から魂?心?が切り離されて海に漂っているような気分になります。見えるのは空と雲だけ。なんだか気持ちが静まって妙に落ち着きますよ。これは水温の比較的温かい今の時期にしか味わえません。水が冷たいと体が寒い!と訴えてくるので、なかなか上手く魂と肉体を切り離すことができないんです。きっと大の大人がプカプカと上を向いて長時間も海に浮かんでいる姿は不気味なはずだし、学校帰りの小学生に石を投げられるかもしれませんが、気にしてはいけません。(この感覚は蓮台寺にある金谷旅館(千人風呂)のぬるま湯でも体験できますよ・・)

水は暖かいのに、もう空は青くて高くて夏とは違う秋を感じられます。

耳をすませば

そして静かに耳をすませてそっと心の声を聞いて下さい。きっとこう言っている筈です。

「そろそろ腹減ったな・・・・」

まるごと一斤!パングラタン 1,200円

まるごと一斤!パングラタン 1,200円

鍋田浜で遊んだ後、あんぐるで美味しい食事と香りの良い珈琲。。

もし食べたければあんぐる店内で隣にある同経営のとんかつ屋「暁亭」の料理を食べることができます。

鍋田浜界隈は下田の街からとても近いのに、切り通しを1つこえただけでなんだかゆったりとした特別な時間が流れています。夏の下田は人が多くて雑多な雰囲気ですが、そんな空気から抜け出して、窓の外を眺めながらゆっくりと食事を楽しめるオススメのお店です。

この記事を書いた人

焼家 さわち

海辺の小さな田舎町。 美味しい料理、心暖まる風景を紹介します。 職場は駅近くの焼家(焼肉)。
他にもこんな記事を書いています。

コメント一覧

  1. チョコタン

    こんにちは、たまたま下田のお酒のページからたどり着きました。
    学生時代から伊豆は大好きな場所の一つです。色々な行事の写真がきれいで
    見入ってしまいます。7月に友人と下田を訪れるので参考にしたいと思います。

    下田の路地裏や昔ながらのお店、九十浜や田牛が癒されます。

    色々な写真、楽しみにしています。

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