リゾートホテルの賢い使い方 ビューホテルで大満足!

2012年 12月 20日

リゾートホテルの賢い使い方 ビューホテルで大満足!

花と団子と温泉

旅先で美しい景色を見た後は、美味しい食事にありつきたい。しかも手ごろな値段で。
年々、旅に占める食事の重要性と、その質へのハードルは上がるばかり。

昔から「花より団子」なんて言うけれど、本当はどちらか一方ではなくて「美しい花も、美味しい団子も・・両方満喫したい!」というのが嘘偽りの無い本心。

そんな欲張りな思いを叶える場所を見つけましたよ。

みなさん、下田での食事は町中の気が置けない料理屋で、または宿で。と決め付けてはいませんか?
僕は今回この伊豆下田100景の取材を通じて大きな発見をしました。
それは下田のリゾートホテルの1つである「ビューホテル」から僕たちへの新たな提案です。

取材を終えた時には静かな興奮で身悶えていました。
そうかそんな使い方があったのか!

早くこのお得で貴重な情報を誰かに伝えたい!
子どもを預けて嫁と一緒に来ようか?
それとも日頃お世話になっているあの人を連れてこようか?
そんな気持ちが頭の中をグルグルとオーバーヒートしてしまいそうな取材でした。

今回、撮影をした料理は2つ。
その金額は1,500円と2,500円。

んんん・・・牛丼が一杯280円で食べられるこの時代。
ランチにこの値段は少々高いなぁーと思うでしょ?

でも判断を下すのは、この記事をまず読んでからにしてくださいね。

天麩羅お任せ9種セット 2500円 
(入浴料込み 昼・夜3組ずつの限定)

お座敷天麩羅! 皆さん経験ありますか?

「お座敷天ぷら?家で嫁さんに一ネタずつ揚げてもらえば良いじゃないか!」
そんな事を言う人(言える人?)もいるかと思いますが、違いますよ。それは大きな間違いです。

ビューホテルの天ぷら処「遊沙亭(ゆうさてい)」では一枚板のカウンターで、その時季の最良の食材を、その道の板前さんが(寡黙なイイ男です!)選び、真剣な表情で揚げてくれる。
そして、一つずつ揚げたてをカウンター越しに提供する。

これがお座敷天ぷらなんですね(初体験です!)。

しかも嬉しいのが、このセット内容。
 ・先付(手作り胡麻豆腐でした)・前菜3品(お刺身など)・かき揚げ(丼も可)・ご飯・赤出汁・香の物 ・デザート・コーヒー(ラウンジで)+天麩羅9種

ちなみに今回のネタは
魚介・車海老(活け)2本・きす・穴子(活け〆)・タラバ蟹
野菜・アスパラガス・小ナス・ズッキーニ・みょうが・舞茸

食べ方は、天つゆ、大根おろし、カボス。
今日の塩3種。
ピンク・・ヒマラヤの岩塩
白・・・・・戸田の塩
緑・・・・・昆布塩

揚げ油は質が良く高価な太白胡麻油に菜種油をブレンド。

板前さんの仕事を見ていて、素人目線でおおおっーと思ったのが、一つ一つ天麩羅のネタに刷毛を使って粉をつけているんです。
きっと下衣というんでしょうか?

そして透き通った綺麗な揚げ油の中に、そっとネタを泳がせます。

真剣な表情で揚がり具合を神経質に何度も確認して、鉄箸でサッサッと油を切ります。
板前さんの所作の一つ一つ、通低にキリッとしたリズムがあり、そのリズムがカウンター越しに
伝わって心地よい緊張感を生み出しています。

これがお座敷天ぷらなんですね(もう訳知り顔です!)。

衣はフワフワと薄い粉砂糖をまとったような揚げあがり。さすがです。

この一品一品を色々な食べ方で楽しめる。
いいですね~。
9種の天ぷらとは別に揚げてくれるかき揚げは、お好みで丼にもしてくれるそうです。

外浦の静かな入り江を眺めながら食後のデザートと珈琲

どうですか?
この食事だけでも大満足なのに、食後のデザートとコーヒーまで付いているんですよ。
食後のデザートは太平洋を臨む雰囲気のいいラウンジで頂けます。
しかもなかなか充実したデザートです。

どうですか!?
この食事とデザートだけでも大大満足なのに、更にお風呂まで頂けるんですよ!
しかもオーシャンビューです!

じつはこの天ぷら9種のセットもすごいのですが、もう1つ撮影をした
「金目重のランチ」は更に衝撃でした。

何だか読み返してみましたが鼻息が荒い。
撮影の後、会う人会う人にこの情報を興奮気味に伝えているのですが、まだ足りない!

でも少し長くなったので、次回に引っ張ります。。
次回はもう少し冷静になって。

この記事を書いた人

焼家 さわち

海辺の小さな田舎町。 美味しい料理、心暖まる風景を紹介します。 職場は駅近くの焼家(焼肉)。
他にもこんな記事を書いています。

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