いつも穏やかな店主の斎藤さんは東京浅草生まれ。 若い頃から数々の飲食店で働いてきたそう。 数え切れない現場に身を置き培った経験からか、穏やかさの中にも口には出さない頑とした芯の強さを感じる人柄。 結婚を機に魚屋を営む妻の故郷下田へ移住。 これまでの経験から内に秘めた理想の居酒屋を実現すべく2017年に酒処なぶらをオープンさせました。 船を持ち漁にも出る下田の魚屋直営の酒処なぶらは新鮮な魚介類の仕入れに定評があります。 特筆すべきは店主が特に力を入れる貝類。 地元のサザエ・アワビ・尻高(しったか)・トコブシはもちろん、赤貝・平貝・ホッキ貝・白ミル貝・皿貝・ツブ貝・・etc 季節の貝類を主に刺身や焼いて提供してくれます。 下田随一の豊富な貝類を集めるなぶらは、実家の魚屋と直々に築地へ行ってルート開拓をしたそう。 これら新鮮な魚介類に地酒の日本酒を合わせれば最高の時間が待っています。 ※なぶら・・漁場で魚が跳ねている様子 ※酒処なぶらは定食類のご用意がありませんのでご注意下さい。
もっと詳しく»韓国居酒屋さんきゅうは下田の居酒屋の中でも異色をはなった魅力的な居酒屋です。 何と言ってもさんきゅうの魅力は美味しくてバラエティ豊かなチヂミと とびっきり新鮮な地魚のお刺身です。 店主曰く、「ウチは魚屋から魚を買うことありませんよー」 「親父と兄貴が獲って来てくれるんです」 さんきゅうの店主は下田でも漁師町の須崎地区出身。 そして店主の実家は代々漁師を営んでいます。 美弥丸(みやまる)と言う漁船。 店主の父親と兄がそれぞれの船(どちらも美弥丸)に乗りさんきゅうの為に地の魚を獲って来てくれるそうです。 今では全国に知られるようになった高級魚の金目鯛。 その中でも特に希少価値の高い近海で獲れる脂ののった地金目鯛。 地元の料理屋でもこの地金目鯛を手に入れるのには苦労しますが、さんきゅうでは家族が獲ってきてくれるのですからやはりその新鮮さはお墨付きです。 街の中でも分かりづらい場所にあるせいか殆どが地元のお客。 みんな魚とチヂミを食べに来るそうです。 常連のお客さんの中にはわざわざ遠方からさんきゅうのお刺身を食べに通う人もいるとか。 小さな頃から料理が好きでこの道に進んだ店主。 旅館での修行時代に和食の腕を磨き、韓国料理店で働いた時に直接韓国人から料理を教えてもらったとか。 普段は夫婦で営み、忙しい週末は息子も手伝いに来る。 魚の仕入れも、お店の切り盛りも”家族”が見える素晴らしい居酒屋です。
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