300万輪のあじさいの花
今年もあじさいの季節がやってきました。ここ下田では、例年6月の一ヶ月の間、「あじさい祭り」が開催されています。会場は下田の町の南に位置する下田公園。この時期公園内は、あたり一面あじさいの花が咲き誇ります。
下田公園内のあじさいの花の数は300万輪と言われ、その数は実は日本一と言われています(日本あじさい協会長談)。
園内のそこかしこでご覧になれるだけでなく、場所によっては360度あじさいに囲まれるような場所もいくつもあります。訪れた観光客の方からは、「鎌倉や箱根などの他の地域よりずっと花が綺麗」と喜ばれて帰られる方も多くいます。
「本当にそんなに綺麗なの?」と疑問に思う方は是非、その目でご覧になってみてください。
同時開催の「下田きんめ祭り」
真っ赤なボディに金色の目で有名な金目鯛。下田港は金目鯛の漁獲量が日本一。6月は産卵期前で脂がのった旬の季節。そんな季節に行われるお祭りが「下田きんめ祭り」です。
期間中、市内の各飲食店では、おすすめの金目料理が提供されています。専用ガイドマップも配布されていますので、手に取ってお店探しにご利用ください。
- ガイドマップは伊豆急下田駅構内や、駅前観光案内所、観光協会などで配布されています。
2012年のあじさい祭り情報
賑わいの露店街
あじさい祭会場である下田公園では、祭り期間中地場産品の販売&飲食の提供が行われます。飲食ブースでは味噌おでん、サザエご飯、やきそば、甘夏みかんジュースなどが販売されます。
- 時間:9:00 ~ 16:00
下田太鼓の実演
6月10日、17日、24日の日曜日は、下田太鼓があじさい祭り会場で勇壮に実演されます。下田太鼓は夏祭りで行われている特徴的なお囃子(はやし)。この下田太鼓を一足先にご覧いただくことができます。
- 6月10日、17日、24日の日曜日開催 – 各日 3回程度
- 雨天の場合は中止となります
- 詳細は下田市観光協会へお問い合わせください
0558-22-1531
駐車場案内
あじさい祭り臨時駐車場は、下田公園下にあります(一回500円)。まちなかに駐車する場合は、コインパーキングをご利用ください。
コインパーキングは1時間200円程度なので、2時間以内のご利用でしたらコインパーキングの方がお得です。但し、公園入口までは 5分程度歩きます。まちなかでお食事をされる方は、臨時駐車場をご利用になれば一日駐車出来ますので、こちらの方がお得かもしれません。
あじさい祭りオススメコース
下田マイマイ通り
下田駅前からまちなかへ続く並木通り「マイマイ通り」。あじさい祭り開催中は、通り沿いにあじさいの花が飾られます。あじさいを頼りに会場へお進みください。
了仙寺
了仙寺は1854年、ペリーが下田で日米和親条約付属下田条約を結んだ史跡となっております(黒船来訪)。境内の黒船美術館は国内最大の黒船コレクションです。ご興味のある方はご覧下さい(料金500円)。
ペリーロード
ペリーロードは、幕末の黒船来訪時、ペリー艦隊が行進をした通りということで名付けられた、歴史的な景観が特徴の通りです。ペリーロードもこの時期はあじさいがそこかしこに咲き、石畳の通りを彩ります。通りにはカフェや地場産品を扱う店舗が点在しており、少し時間を割いて散策することをお進めします。
あじさい祭り会場(下田公園)
ペリーロードを進み、階段を登ると下田公園です。ここからは下田のまちが一望できますので、写真撮影もオススメです。会場広場では露店などが並びます。日曜日の午前中は下田太鼓の実演や歌謡ショー等が演じられます。
園内には300万輪のあじさいが群生し、彩り豊かな花が咲き誇ります。緩やかな坂を上りながらあじさいをご観賞ください。
金目鯛料理
下田公園から徒歩で1分で下田のまちなかです。駅までの道のりを、飲食店やお土産やさんを巡りながら散策するのもおすすめ。6月は金目まつりも同時開催中。ここではまちなかにある、金目鯛料理を提供する店舗をいくつかご紹介します。
網元きんめせん 昇龍
金目鯛のプロ中のプロが経営するお店「昇龍」の煮付け定食
いず松陰
落ち着いて畳で金目鯛を楽しむなら「いず松陰」のお刺身定食
お食事処 魚河岸
色んな金目鯛の食べ方が出来る「魚河岸」の金目鯛定食
寿々女鮨(すずめすし)
創業60年以上の老舗「寿々女鮨」の金目寿司