誰でも一つぐらい自慢したい力作がある。そんな力作を集めて、みんなで今年の≪一発入魂!大賞≫を決めよう!出展作品はノンジャンル。写真でも盆栽でも料理でも陶芸でも模型でも、会場に展示可能なものなら、なんでもOK。歌や踊りもエントリー可。ただし、出展作品は一人一点だけ。そこが一発入魂!たるゆえんなのです。
最近なにか表現してますか!?
生きることは表現することだ!と何かの本で読んだことがあります。
俳優や芸術家だけが表現を許されているわけでは無いはず。
人口2万5千人を切った過疎化の進むここ下田にだって表現への渇望は・・あります。
そんな表現への渇望を満たす場所。それがこの「一発入魂」という作品展です。
早くも今年で5回目の地元密着型の作品展「一発入魂」に行ってきました!
11月4日の暖かく気持ちの良い午後、街中にある櫛田さん宅の蔵さきからポロロ~ンと
ウクレレの音が聴こえてきましたよ。
イスに腰掛けた出展者の一人でもある女性が気持ち良さそうに優しくウクレレを奏でています。
僕は店の仕入れの途中に野菜とカメラを抱えて伺いましたが、このウクレレの音に気持ちを一気に柔らかくほぐされました。
出だしからこの伊豆特有のまったりとしたユルさ。
ムムム・・いい感じです。
入り口では受付係りをしている翻訳家の英さんが笑顔で出迎えてくれます。
会場になっているこの櫛田家の蔵は典型的な下田の「なまこ壁」で、この蔵だけでも文化的価値は大きいです。
英さんに一通り案内を受けてから早速作品を見て回ります。
さてお目当ての作品達はと言いますと、蔵の中におよそ30~40ほどの大小様々な作品が。
東北地震の復興支援のレポートまで出展されていましたよ。
アイディアに感心してしまうものから、思わずニヤッとしてしまうもの、何じゃコリャ?と不思議系。
そして溜息が出るような大作まで色々です。
中でも上の写真の船の模型は圧巻です。作者は70歳過ぎの男性だとか。
こういうものには男心をグッと鷲づかみにするものがありますよね。触発されて近くの「まるや模型店」に寄り道するところでした。
人って何かを表現せずには生きられない。
ともあれ会場は趣のある蔵に気持ちの良いBGMが流れ、親切な案内人・・。
炊事仕事の途中に来たのか、典型的な下田のエプロン姿のおばさん達も楽しそうに見学してました。
気取らない地元密着の作品展・・いいな~~。
11月6日までと僅かですが街中ブラ歩きにお勧めです。
場所は南京亭の前、出展者には賀楽太の女将さんの作品も見つけましたよ!
詳細情報
◎日時:2011年11月3日(木)~6日(日)10:00~18:00
※6日は15:00終了、16:00~出展者交流会
◎場所:静岡県 下田市 旧町内 櫛田(くしだ)家の蔵
(住所:静岡県下田市二丁目11-12)
◎入場無料
◎主催:下田が好き!本舗 (下田市後援企画)
◎お問い合わせ:下田が好き!本舗・事務局 0558-22-3166
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