ハーバー&JGFAかじきミュージアム

下田湾一望!


ダイナミックな海を感じる


カジキミュージアム

下田市外ヶ岡

June 2025
文と写真:Mei

文と写真:Mei
記事公開日:2025/12/12

なぜ下田に「カジキの博物館」があるの?

下田港を望む「道の駅 開国下田みなと」の壁面には大きなカジキマグロのレプリカがあり、運転中のドライバーの目を惹きます。毎日目の前を通る私ですが実際に行ったのは今回が初めて! ちょっと珍しく下田らしさ満点のスポットを体験してきたので、レポートしますね。

kaziki01

なぜ下田にカジキミュージアムがあるのか。
初めにその疑問から解説していきます。
かつて下田で盛んだったカジキ漁。
数隻の漁船で年間数百トンの水揚げを誇っていました。
突きんぼ漁といって、漁師さんが船の先端に立ち、船の上からモリを直接突き刺して釣る漁法です。夫の実家も突きんぼ漁師だったため、家にはカジキの角が飾ってあり、我が子は剣にして遊んでいます。
現在は下田の水揚げのメインではありませんが、下田沖でカジキが釣れることもあり時々食卓にあがります。
私のおすすめはマカジキのお刺身♪

毎年7月には国際カジキ釣り大会も行われ、世界中から100隻以上のクルーザーが集まります。
日本最大規模の大会だそうですよ!
クレーン車に吊られたカジキが下田港に上がる風景は、下田の夏の風物詩と言えます。
この大会の30周年を記念して作られたのが「カジキミュージアム」です。

カジキマグロと馴染みの深い下田市。
カジキは下田市sea級グルメにも認定されています!
市内の飲食店ではカジキを使った料理を楽しめますよ。

料磨の「まご茶漬け」(カジキページ:https://shimoda100.com/shimoda-kaziki/)

料磨の「まご茶漬け」(カジキページ:https://shimoda100.com/shimoda-kaziki/)

前置きが長くなりました。
今回行ってきた「ハーバー&JGFAカジキミュージアム」は下田市の歴史が展示された「ハーバーミュージアム」と「カジキミュージアム」の2つを一度に楽しめる博物館。
港町・下田の海文化とカジキ漁というユニークなテーマで、下田ならではを楽しめるスポットです。大きなカジキのモニュメントもいっぱいで、迫力満点ですよ。 ではさっそく行ってみましょう!

「開国下田みなと」に到着したら4階に上がってください。
地下駐車場から直通のエレベーターが便利です。

エレベーターを降りると目の前が受付。

エレベーターを降りると目の前が受付。



受付を済ませたら、
まずは「ハーバーミュージアム」へ。



みなとの博物館ネットワーク・フォーラムより

みなとの博物館ネットワーク・フォーラムより


静かで落ち着いた館内には、古代から幕末、現代までの「開国ヒストリー」や下田の港町としての歩みが、時代ごとに展示されています。
展示物の目の前を通るとライトが点灯するしかけにちょっとびっくり!
解説音声が流れる展示もあり、耳からも楽しめました。
このミュージアム面白いのが、手前から奥に進むにつれて時代が進んでいく展示になっていて、歩きながら時代の移り変わりを感じられる仕組みになっています。
原始・古代の下田エリアでは、実際に発掘された土器が展示されていました。
海の神、山の神をまつった遺跡が多いのは伊豆半島という土地ならではだそうです。
海とつながりの深い生活は昔も今も同じなんですね。

砂浜の砂鉄を原料として鉄の生産が行われていたのにも驚きました。
砂浜で遊んでいると足に黒い粉がつくことがあります。
なかなか取れないから嫌だなと思っていましたが、昔の人には貴重な原料だったというわけです。
古代製鉄の様子が模型展示されていますが、県内でも珍しいそうなので必見です!

息子(5歳)が最も興味を示したのは、船のレプリカ。時代ごとの船が復元されており、船を見るだけでも港町のタイムトラベル体験ができました。


みなとの博物館ネットワーク・フォーラムより

みなとの博物館ネットワーク・フォーラムより


模型は子どもにも見やすい高さに展示されています。
とても精密に作られていて、大きなマストが付いた黒船のレプリカが「かっこいい!」と。下田港にこの船が現れたことを想像すると、当時の人はそれはそれは驚いただろうなと感じました。

もっとゆっくり資料を見たかったけれど、子どもには難しく「早く早く」とせかされてしまいました。
じっくり見学したい方は大人だけがおすすめかも…


下田=「開国」のイメージが強いですが、それだけではない深い歴史がありました。
実際に手に取って読める書籍も用意されているので、読書時間としても楽しめます。
ただ、館内は撮影禁止なので、ご自身の目でご覧くださいね。

通路を進んでいくと
「カジキミュージアム」につながります。

こちらは撮影OKなので、思いっきり写真を撮って楽しみましょう。
毎年開催される「国際カジキ釣り大会」の30周年記念したこのミュージアムには、実物大のカジキオブジェがズラリ。

カジキ⑥

釣り好き、海好きにはたまらないスポットです。


館内を進み初めに展示されているのが実際に使われたリールや釣り竿、資料です。

カラフルなルアーが並んでいてとてもきれい!

使うルアーの色によって釣果も変わってくるのでしょうね。

こんなに大きなものを使うの?と驚いてしまうくらい、釣り針もリールも立派でしたよ。

ちなみにあの有名人の釣り道具も展示されているのでお楽しみに。

カジキ⑦

窓側に進むとあるのが「ファイティングチェア」コーナー
クルーザーの後方に設置されているファイティングチェアが再現されています。

足を踏ん張る板が付いていたり、体を傾けられるように背もたれの角度が工夫されていたりと、ここが巨大カジキと戦う場であることが理解できました。

ぜひ実際に座ってカジキ釣り気分を体験してみてくださいね。

私はちょっと分娩台に似てるって思ってしまいました。

後ろを振り向くと長い廊下にたくさんのカジキレプリカが!

ここからがメインエリア?

「わ~いっぱいあるよ!」と子ども達が一番喜んだのもこの先です。


カジキ⑧

カジキマグロとひとくくりに言っているだけで、本当はたくさんの種類があり、その種類ごとに実物大のレプリカが展示されています。

大きいものだと頭の先から尾の付け根まで約3mくらいあるでしょうか。

さっきのファイティングチェアに座って、竿の先からこんなに巨大な魚が上がってきたら腰を抜かしてしまいます。

実際に釣り上げたカジキの写真も展示されていて、つい見入ってしまいました。

ガラス越しに下田港の景色が広がり、この先の海で釣れるのかと、想像を膨らませることもできましたよ。

レプリカと一緒に写真を撮ったり、どのカジキが好き?と見比べたり、子どもと一緒に楽しめるエリアです。


カジキ⑨

所要時間はお子さん連れで見るなら30分程度。

じっくり資料や展示を楽しむなら1時間くらいは見ておきたいところ。

海と歴史、どちらもバランスよく楽しめるので、観光で訪れる方はもちろん、地元の方にもぜひ足を運んでほしいスポットです。

下田の魅力を再発見できる、楽しいひとときを過ごせますよ。

そして、ハーバー&カジキミュージアム見学後は1階のRa-maruでランチはいかがですか。

運が良ければカジキバーガーが食べられるかも!

(水揚げによって提供されないこともあります)

INFOMATION
ハーバー&JGFAかじきミュージアム

ハーバー&JGFAかじきミュージアム

住所 下田市外ヶ岡1-1(道の駅「開国下田みなと」内)
電話番号 0558-25-3500
営業期間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
年中無休(臨時休業あり)
入館料 一般500円 小中学生250円
HPの割引チケット提示で一般400円 小中学生200円
アクセス 伊豆急下田駅から徒歩10分 駐車場あり
備考 エレベーターで4階まで上がるとスムーズです
館内段差無し ベビーカーOK

他の体験レポート

SHARE