シャルマン伊豆

sharuman-izu

子ども達を笑顔にする優しいケーキ

下田の洋菓子店で一番の老舗のシャルマン伊豆。
夫婦2人で営むお店に懐かしの定番ケーキが並びます。
「子ども達を笑顔にしたい」それがシャルマン伊豆の店主が追い求めるケーキです。

内観

お店の扉が開くと同時に「いらっしゃいませ〜」という明るい声で出迎えてくれるのは、このお店のご主人加藤敏廣さんと奥様の千鶴子さん。
ショーケースの中には、ところ狭しとひしめき合うケーキの数々。
モンブランにぽってりとしたシュークリームなど、子供の頃の記憶がよみがえるような、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。
「このケーキは創業当時からずっと作り続けているんですよ」そう千鶴子さんがおすすめしてくれたのは、シュークリームやチーズケーキにモンブラン、そしてほかでは見かけたことのないローゼントルテなど。
いかにも美味しそうなケーキを前に、どれにしようか迷ってしまいます。

奥から時計回りに「モンブラン」270円「ローゼントルテ」300円「イチゴショート」260円「チーズケーキ」270円。

<シャルマン伊豆>が創業したのは、今から42年前(1976年)のこと。 以来、夫婦二人三脚でこのお店をやってきました。
洋菓子屋を始めようと決めたのには、あるエピソードが関係していました。
「10才のとき、兄がシュークリームを買ってきたんだよね。びっくりしたんだよ!こんなにうまいもんが世の中にあるのかってね。当時はほとんど甘いものなんか食べれなかったしね、シュークリームなんてものがあることすら知らなかったんだよね」 当時の様子を思い出しながら、目をキラキラと輝かせるご主人。
以来お菓子の世界に興味を持ち始め、お店を開業するにいたったのだという。

「パイシュー」250円。生クリームとカスタードクリームがたっぷりと入っていて、大満足のひとしなです。

「パイシュー」250円。生クリームとカスタードクリームがたっぷりと入っていて、大満足のひとしなです。

創業42年のになるシャルマン伊豆は、下田の洋菓子店で一番の老舗です。
「創業当時はまだ小さかった子がね、よそで結婚して下田に帰省してくるでしょ。そうするとこの店に来て、シュークリームとかローゼンとか買っていってくれるんだよね。ここのケーキ食べると下田に帰ってきた感じがするってね」 そう嬉しそうに話すご主人。

店主

ご主人が幼少期に出会った甘い思い出は、シャルマン伊豆のケーキを通じてたくさんの子供たちに受け継がれています。
「子供がワッて喜ぶようなケーキがいいよね。ケーキは大人のものじゃなくて、子供のものだからね」
子供を大切に思う気持ち、それがシャルマン伊豆の根っこにはあります。
「だってさ、子供が喜べば家族みんなが幸せになるでしょ。家族の中心にケーキがあって、みんなが笑顔になれたらいいよね」
地元の人がよく「シャルマンのケーキは優しい味がする」と言います。
どうしてなのか、その理由がわかったように思います。

子ども
左から生チョコアントルメ5号2400円、チーズケーキ4号1400円。

左から生チョコアントルメ5号2400円、チーズケーキ4号1400円。

自分の顔がケーキに!子ども達も驚く嬉しいサービスです。

自分の顔がケーキに!子ども達も驚く嬉しいサービスです。

焼き菓子110円〜130円。

焼き菓子110円〜130円。

【※閉店しました】

シャルマン伊豆- sharuman-izu -

住所:静岡県下田市6丁目8−22
電話:0558-23-3481
営業時間:9:00 〜 19:00
定休日:月曜日・火曜日

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