この伊豆下田100景の夏の特集でもご紹介した、キャンドルカフェ2011。
イベントから1ヵ月以上経ったのですが印象的で素敵なイベントでしたので
遅ればせながらこの場を借りてその様子を紹介したいと思います。
ペリーロードの平滑川にキャンドルの灯りが映る
8月の5・6・7日とペリーロードで行なわれたキャンドルカフェ。浴衣を着ていれば色々なお店などでお得なサービスを受けられると言う浴衣祭りと一緒に行なわれました。
仕事の合間にほんの少しだけカメラ片手に覗いたのですが、想像以上の人出で賑やかです。その日はペリーロードのキャンドルカフェだけでなく町中で
様々なイベントも連動して行なわれたのでなんだかどこもかしこも縁日のような夏の夜の賑やかさです。
人口が減っていく下田ではこの様な光景はそう見られるものではありません。
なんだか嬉しくなってきます。
さてペリーロードでは浴衣姿のカップルや家族づれに混じって嫁と手を繋ぎ
我が家の小さな子供2人を見つけましたよ。浴衣を着て丁稚奉公のような姿で楽しそうです。
2000個のキャンドルが作る雰囲気は街中の喧騒から少し離れて
どこかゆったり涼しげで凄く良い雰囲気です。
参加している人たちはビールを片手にこの雰囲気を楽しんでいます。
パスタと雑貨の店 ページワンで美味しいワイン
このサイト内でも紹介されているパスタと雑貨の店ページワンでは店へと続く小さな橋の上にテーブルと椅子を持ちだして賑やかに営業していました。
女性達が欄干に足をかけて手作りのピザをつまみながらワインを片手に話に花が咲いています。
写真では伝わりませんがペリーロード中に響くゆったりとしたBGMが良い感じです。
またこのペリーロードにあるDJ’s BAR JaJahで音楽とお酒を楽しむのもお勧めです。
歩いていると、あの人に会ったり、この人に会ったりと挨拶に忙しくカメラを構えることもままなりません。
そんな人たちを眺めながら感じたのが、意外に地元の人が多いと言うことです。
小さな孫を連れて歩いている知り合いの叔父さん叔母さん。
初デートなのかぎこちなく手を握る地元の高校生カップル。
観光イベントとして発案されたであろうこのキャンドルカフェですが、
よくよく考えてみれば地元の人間が心から楽しんでいるイベントこそ
観光のお客にとって魅力的なのではと考えさせられました。
町中が縁日の雰囲気
ちょうどこの頃の下田は夏祭りの八幡神社例大祭の前と言うこともあり町中いたる所で若い衆が太鼓の練習をしています。下田人の習性かその音がBGMとなりなんとも言えず気持ちが湧き立ってきます。
小さな子供たちもこの幻想的な風景や太鼓や笛の音が醸すいつもと違う特別感に反応しているのか目を輝かせて走り回っています。
浴衣+キャンドルカフェ=美人
着物の国日本に住んでいても日常的に和服を着ている人を見ることは少なくなりました。たまに見たとしても友人の結婚式くらいのものですよね。まして浴衣姿を見ることなんてそうあることではありません。だからなのか、すれ違う浴衣姿の女性が誰も彼もとても美人に見えます。
みんな美人に、もともと美人は溜息がでるくらい美人に。
伊豆石の洋館が並ぶペリーロード、平行して流れる平滑川、川沿いに柳の並木、石畳の道・・・。それらが全てキャンドルの温かな灯に優しく浮かび上がっています。
セットが整っているからかみんなモデルのようです。
夏祭りの勇ましい男衆の姿を見るとたとえどんな男でも格好よく見えると
下田の女性達が口々に言いますが、これはまさしくその女性版ですね。
毎夏行なわれるキャンドルカフェ。
来年の夏は遠いけれど、是非この季節に下田を訪れる方は要チェックです。
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