1. 地元の人にも愛される、白濱神社
伊豆下田のパワースポットめぐりに欠かせない、白濱神社。
地元の人にも親しまれており、お宮参りに始まり、厄除け、結婚式など、
人生の節目に訪れる人も多い神社です。
我が家も、毎年の初詣や子どもたちのお宮参りなどでお世話になっています。
私自身、旅先で神社にお参りすることがありますが、
その神社にどのような歴史があって、どんなご利益があるのか、
よく知らないまま訪れることも結構あります。
けれど、事前にその神社のことを知ってから訪れると、
目に入る景色やお参りするときの気持ちも変わってくるのではないでしょうか。
今回は、これから白濱神社へのお出かけを計画している方に向けて、
神社の歴史や参拝のポイント、境内の見どころをご紹介します。
そして、もうひとつ。
実は今回、白濱神社を訪れた際に、少し不思議な体験をしました。
そのエピソードも合わせてお伝えしたいと思います。
2. 白濱神社の歴史とは?
白濱神社の正式名称は「伊古奈比咩命神社(いこなひめのみことじんじゃ)」。

伊豆最古の宮として知られていて、約2400年の歴史があると伝えられています。
今は西暦2026年ですから、紀元前からの長い長い歴史がある神社です。
境内にはメインとなる拝殿のほか、
目の神社や縁結びの神様として知られる「見目弁財天(みめべんざいてん)」など、
いくつかの見どころがあります。

見目弁財天(縁結びの神様)
また、国指定や県指定の文化財があり、貴重な自然も残されています。
昭和の大スター、西城秀樹さんが結婚式を挙げたことでも有名ですが、
縁結びや子授け、子育てのご利益がありますよ。
大きな木々に囲まれた境内は、足を踏み入れると背筋がシャンと伸びるような雰囲気がします。
3. 参拝前に知っておきたいこと
白濱神社は、境内の社殿だけでなく、白濱海岸の岩場に立つ「海岸鳥居」もあります。

せっかく訪れるなら、どちらも見ていきたいところですが、
まず「海岸鳥居」へ行くのが正しい参拝順序だそうです。
駐車場の奥に見える赤い鳥居をくぐり、海の方へ進むと、海岸鳥居にたどり着きます。

この先を進んでいく
ここで、ひとつ覚えておきたい注意点があります。
それは、海岸鳥居の岩場にお賽銭を置かないこと。
海岸鳥居にはお賽銭箱がなく、「岩の上にお金を置くと金運が悪くなります」という注意書きも書かれてました。
ご利益がありそうなのでお賽銭を置いてきたくなりますが、お気を付けくださいね。
4. 白濱神社の見どころ3選
それでは神社について詳しく見ていきましょう。
私が実際に行って印象に残ったスポットを3つご紹介します。
(1)海岸鳥居
まずは、先ほど紹介した鳥居です。
白浜海岸の青い海と空を背景に、赤い鳥居が経つ風景はとても素敵で、
多くのファンが訪れる人気のスポットです。
天気の良い日には、鳥居から伊豆諸島の島々もよく見えます。
実は、伊豆諸島の成り立ちにも、白濱神社に伝わる神話が関係しています。
神社の伝承によると、黒潮を流れて来た三島大明神が伊豆の土地を増やすため、
他の神々とともに島造りを行ったとされています。
7日間で10個の島をつくっていったそうですよ。(今の伊豆諸島)
この伝承を知ったあとに海岸鳥居から島々を眺めると、いつもの島ではないような気がしました。
下田と伊豆諸島のつながりを、神話を通して感じられるのも、この場所ならではの魅力だと思います。
海岸鳥居は絶好の写真スポットですが、まずはきちんとお参りをしましょうね。
岩壁に立っているため足元がとても不安定で、柵もありませんのでお気を付けください。
(2)2本のご神木
白濱神社の境内には樹齢2000年を超える2つのご神木があります。
①薬師の柏槙(びゃくしん)

樹齢2000年とされるご神木で、命を授けるご神木とも言われています。
太い幹から伸びる枝は力強く、そのうちの1本は今も成長を続けていて、ものすごい生命力を感じます。
この木は実際に触れることができるので、手を添えてみると良いと思います。
幹の下の方の裂け目が空洞になっていて、その中に小さな薬師様がまつられています。
そっと覗いて手を合わせてみてくださいね。
③白龍の柏槙(びゃくしん)
地中から天に向かって、白龍が顔を出した姿に見えることから、その名が付けられています。
白濱神社の神様と関係の深い白龍をまつっているそうですよ。
生きていた期間が約1000年、枯れてからも約1300年自立していると伝えられています。
枯れた後もその姿を残し続けていることに、パワーを感じずにはいられないスポットです。
こちらの木は直接触ることはできませんので、目で見て楽しみましょう。
2本のご神木はただそこに立っているだけの木ではなく、
白濱神社の長い歴史を見守り、この地の移り変わりを知り続けてきた存在です。
この地域のことを何よりも知っているのですよね。
きっとこの先何百年先も同じようにここに生えているんだなと考えると、
遠い未来にこの場所を訪れる人たちにメッセージを託したくなってしまいます。
(3)神様に一番近い場所、本殿
拝殿の左側に、本殿に続く階段があります。
片道3分ほどの長い階段が続いていますが、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってもらいたい場所です。
参道の途中に、色々な言葉が書いてある看板が立っています。
「病とは反省を求められる時」
「老いとはあの世に還る準備」
「感謝の気持ちが神様へのかけはし」などなど…
その言葉を心に留めながら歩くことで、色々なことを考えました。
みなさんなら、どの言葉が心に残るでしょうか。
本殿の前には「これより神域」と書かれた看板があり、
神様の近くに来たんだという気持ちが強くなりました。
私自身、写真や動画を撮ることは控えたいと感じたため、この先の写真はありません。
足を踏み入れると空気が変わった感じがして、何千年と時を重ねてきた場所の、厳かな空気を感じました。
ここで私が体験した少し不思議な出来事をご紹介します。
本殿でお参りをして、さあ帰ろうと振り返った瞬間、背中側で「パサッ」という音が聞こえました。
振り返ってみると、きれいに掃除された石畳の上に、葉っぱが1枚落ちていました。
「いつもありがとうございます。私の仕事が軌道に乗りますように。」という私のお祈りに
「信じて進みなさい。」と返事があったような、背中を押された気がしました。
もちろん偶然だったのかもしれません。
それでも、お参りを終えた直後というタイミングもあって、
私は神様の存在を感じずにはいられず、ドキドキしてしまいました。
それほど、私にとっては特別な空気を感じる場所でした。
その葉っぱは持ち帰らせていただき、手帳に挟んで大切に持っています。
実は1回目に訪れた8月は本殿まで上がれず、9月に再度参拝しました。
これには理由があって、夏季は水着やサンダル、露出の多い服装でお参りする方も多く、
神様に失礼なため本殿は閉鎖されているそうです。
本殿にお参りに行きたい方は7月中頃から8月末を避けて訪れてみてください。
5. おみくじ・御朱印も旅の思い出に
白濱神社には3種類のおみくじがあり、縁結び神社らしく恋みくじもありますよ。
真ん中の開運おみくじは、お正月に毎年引いているので、今回は一番右のおみくじにしました。
本殿での不思議体験があったので
「もしかして何か良いことが書いてあるかも?」と思いましたが、結果は小吉(笑)。
そして、もうひとつのお楽しみが御朱印です。
白濱神社の御朱印はこちらになります。
自分の好きなデザインのものが購入できる仕組みです。
私は、干支の御朱印を選びました。
デザインがいくつかあると、何度行っても楽しめるので良いですね。
6. 気持ちよく参拝するために
白濱神社を訪れる際に、私が大切にしたいと感じたのは、長い歴史の中で守られてきた場所への敬意です。
海岸鳥居をはじめ、写真を撮りたくなる美しい景色がたくさんある白濱神社。
しかし、ここは古くから人々が神様に手を合わせ、大切に守り続けてきた場所でもあります。
まずは、心を落ち着けてお参りをすることを忘れないようにしましょうね。

白濱神社
| 住所 | 下田市白浜2740 |
|---|---|
| 電話番号 | 0558-22-1183 |
| アクセス | 伊豆急下田駅からバス約11分/伊豆急下田駅から来るまで約8分(駐車場あり) |
| 備考 | 駐車場40分無料、以降は1000円 |













